時短勤務とフルタイム、どっち?【給与額、手取額赤裸々公開】

ゆるっと確実な資産形成

時短勤務かフルタイム勤務かを決める上で、【給料がどれくらい違うのか】は気になるポイントですよね。

  • フルタイム勤務に比べて時短勤務だとどれくらい給料が安くなるの?
  • 時短勤務は給料が少ないと言われているけれど、フルタイム勤務で働いて給料があがればその分社会保険料もあがって、手取額は変わらないんじゃない?
  • できる限りコスパよく働きたい!

本記事では、こんな疑問やお悩みを解消するべく、本現在フルタイム勤務で働くワーママ3年生である筆者の、時短勤務時代とフルタイム勤務時代の給与額、手取額および引かれるお金(社会保険料等)を赤裸々公開しています。

時短勤務かフルタイム勤務かを選ぶ上で、少しでもご参考になると嬉しいです!

時短勤務とフルタイム、どっち?比較した結果

給料(総支給)額

基本給+諸手当(居住地手当、職務手当等)で、下記のとおりでした。※100円未満は切り捨てしています。

時短勤務(6.5時間/日)時

→248,000円

フルタイム勤務(8.0時間/日)時

→312,000円

差額5万円です。筆者の場合、労働時間は日当たり1.5時間、月あたり30時間程フルタイムの方が長くなります。

手取額

給料(総支給)額より、社会保険料等および労働組合費などが引かれた額になります。※100円未満は切り捨てしています。

時短勤務(6.5時間/日)時

→200,000円

フルタイム勤務(8.0時間/日)時

→250,000円

給料(総支給額)と同じく、5万円の差額になりました。

引かれるお金(社会保険料等)

時短勤務とフルタイム勤務とで給与額が変わるため、税金もあがります。

なお、労働組合費等、勤務体系(給与額)によって金額に影響が出ないものは、省略しました。

※100円未満は切り捨てしています。

筆者の場合は、フラタイム勤務の方が社会保険料は約17,000円上がりました。

時短勤務(6.5時間/日)時

下記のとおり、合計38,600円でした。

  • 厚生年金保険料 : 20,100円
  • 健康保険料 : 10,500円
  • 所得税 : 5,300円
  • 住民税 : 1,300円
  • 雇用保険料 : 1,400円

フルタイム勤務(8.0時間/日)時

下記のとおり、合計55,300円でした。

  • 厚生年金保険料 : 23,700円
  • 健康保険料 : 12,400円
  • 所得税 : 7,400円
  • 住民税 : 10,000円
  • 雇用保険料 : 1,800円

結局、どっちがいいの?

フルタイム勤務時は、時短勤務時に比べ給与・手取額ともに50,000円上がるものの、引かれるお金(社会保険料等)も17,000円上がるという結果になりました。

時給で考える

筆者の場合、フルタイム勤務時は、時短勤務時に比べ実質的には一ヶ月あたりの労働時間が30時間増えます。

一方で、手取額としては(50,000円-17,000円=)33,000円しか増えていません。時給換算すると1,100円/1時間なんです。

時短勤務に比べ、フルタイム勤務はママ自身にも家族にもすごく負担が増えるのに、この程度の時給だと考えると、辛いですよね。

給料以外で出るお金への影響で考える

フルタイム勤務を選択することで生じるお金への影響は給料だけではありません。

私の場合は、以下のようなデメリットがありました。

  • 給料(総支給額)が増えることで、世帯収入が増え保育料が上がる
  • フルタイム勤務で家事が行き届かなくなり、外食やミールキット活用等の頻度が増え、食費が上がる

一方で、時短勤務よりもフルタイム勤務の方が人事評価される場合が多く、昇進が早くなって給与があがる、また勤務実績反映されボーナスがあがるといったメリットも考えられます。

その他、税金を多く納めている分、将来の年金額が多くなる、標準月額報酬が多くなる分、育児休暇・病気休暇にもらえる手当金が多くなる、といったメリットも考えられます。

様々な側面から考えた上で、時短勤務とフルタイム勤務、どちらが良いのか選択できるといいですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本記事のまとめです。

  • 時短勤務とフルタイム勤務とでは額面で50,000円程給与が異なる。
  • 時短勤務とフルタイム勤務とでは社会保険料等が17,000円程異なる。
  • 時短勤務とフルタイム勤務とでは労働時間が一ヶ月あたり30時間程異なる。
  • 時短勤務とフルタイム勤務とでは、給料だけでなく保育料、食費、昇進等に影響が出る場合がある。

育休から復職するときや、時短勤務が使えなくなるため現職のままフルタイム勤務とするか、転職するかで悩んだとき、本記事が少しでもお役にたてると嬉しいです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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