
育休前は、当たり前のようにお給料をもらって、多少なりとも余裕をもって生活できていたのに…
育休中は育児休業給付金として、休職前給与の50%~67%の金額を受け取ることができますが、
その額は、月給25万円の方でひと月当たり125,000円~167,500円。
さらにさらに、住民税は別途支払いが必要なんです。

- 全然足りない!
- 育休中お金がなくてストレス!
- 旦那の給料だけじゃやっていけない!
そんな風に感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、現在2人目の育休中で、毎月の生活費は育休中でもすべてママの収入のみでやりくりする筆者が、
- 育休中はどんなことにお金がでていくのか
- 育休中に支出を減らす方法
- 育休中に収入を増やす方法(副業がダメな人でもできる!)
について、自身の経験も踏まえ解説し、『育休中にお金がないとストレスを乗り切る方法』について、ご紹介していきます。
✓4歳息子、0歳娘を育てる育休中ママ
✓毎月の生活費はすべてママの収入から
✓夫の収入はすべて貯金や運用

本記事を読んでくださった方が、少しでも育休中のお金に対するストレスが軽減され、お子さんとの大切な時間をゆったりと過ごせるようになれば、幸いです🌸
育休中お金がないストレスを乗り切る方法
育休中にいつもよりも出ていくお金
そもそも、なぜ育休中にお金がなくなってしまうのでしょうか?
お金がなくなる理由が分かれば、お金の使い方を見直すこと・支出を減らすことにも繋げることができます。
というわけで、現在2人目の育休中である筆者が実感をこめて、育休中にいつもより出ていくお金について、解説していきます。
赤ちゃん用品
ベビーカー、ベビーベッド、チャイルドシートといった大物からおむつ、おしり拭き、哺乳瓶、ミルクといった消耗品まで、何かと物入りな赤ちゃん。
兄弟姉妹がいたらお下がりが回せると思っていても、季節や体格、性別によって回せないということも少なくありません。

新生児期なんて物凄い勢いでおむつなくなりますよね。
お出掛け用の液体ミルクも高い…!
出産内祝い
「お祝いでいただいた額の半額」が相場と言われている出産内祝い。
いただいたお祝いに喜んでいるのもつかの間、産後ボロボロの時期からいただいたものの相場観を調べ、お祝いを準備し…と手間もかかるしお金もかかります。

もちろんお祝いをいただくのは本当にありがたいし気持ちが嬉しいんですけどね。
内祝いという風習があかん、風習が。。。
お祝いの多くは「もの」でいただくため、内祝いを贈ると金額的には純粋に「減」。

できるかぎりコスパよく贈れるよう、クーポン豊富な「ゼクシィ内祝い 」を使っていました。
1ヶ月毎にクーポンがメールで届くので、できるだけクーポンを活用すべく、時期をずらして購入・贈るようにしていました。
子どもの行事費用
お七夜、お宮参り、お食い初め、初節句、ハーフバースデー、そして一歳の誕生日。
一歳になるまで毎月のように行事があり、何かとお金が掛かりますよね。

我が家は、(何よりめんどくさくて…)行事には全然お金を掛けませんでしたw
お七夜・お宮参り ⇒何もせず
お食い初め・ハーフバースデー・1歳誕生日 ⇒自宅で手作り料理にて
初節句 ⇒写真撮っただけ
光熱費
育休中は、赤ちゃんと一緒に家にいることが多くなりがち。
部屋を適温にするためのクーラーや暖房で、光熱費はぐっとあがってしまいますよね。
お風呂だって、大人だけならシャワーで済ませられるのに、赤ちゃんがいるとお風呂のお湯を張らないといけなくなり、水道代やガス代がかさみます。

大人だけなら多少部屋が暑かろうが寒かろうが、何とかなるのに。。。
夏なんて24時間エアコンつけっぱなしでした。
病院代
産前産後は、何かと病院に通うことが増えますよね。
- 慣れない育児で体調崩しまくり…
- 腰痛や骨盤の歪みがひどい!
- 母乳育児で乳腺炎発症、39度の高熱と悪寒。
- しばらく歯医者に行けておらず、虫歯が大量に!
病院は1回で数千円、しかも1回で終わらず、通院が必要に。
あっという間にお金が減ってしまいます。。。

筆者の場合、
一人目産後は母乳育児でトラブル多発して乳腺外来通う羽目に。
二人目産後はひどい虫歯が見つかって、歯医者さんで数万円溶かしました。。。
住民税
会社員の場合は給与から天引きされることも多く、「育休中は厚生年金等と同じで免除されるのでは?」と思っている方も多いであろう住民税。
実は、住民税は前年度の収入に対して掛かる税金であるため、育児休業中でも別途支払う必要があるんです。

筆者も一人目のとき、通知書がきて知りました!しかも一気に数万円。。。
普段給与からの控除で何気なく支払っている住民税。
改めて、自分のお財布から支払うとなると、大きな出費になります。
育休中に支出を減らす方法
では、こうした育休中の支出はどのように減らすことができるのでしょうか。
筆者が実践する方法も含めて、解説していきます。
新品にこだわらない
赤ちゃんのものは、ついつい新品にこだわりたくなってしまいますよね。
しかし、すべてを新品にこだわる必要はないと思うんです。

筆者は、我が家ではお食い初めの時に着る”ちょっときちんとした服”はメルカリで購入しました。
新品未使用で1,000円もせず。。ちゃんとしたお店だったら平気で数千円しますよね。
例えばこんなものなら、メルカリで探してみるのもいいのではないでしょうか…?
- 普段着(すぐサイズアップするし)
- 哺乳瓶の瓶の部分(消毒するし)
- 授乳ケープ(そんな使わないし)
- 防寒着や水着等の季節もの(1シーズンしか着れない確定だし)
一人ひとり、「これは新品にこだわりたい!」「これは品質がいいものを使いたい!」というポイントがあると思います。
こだわるところはこだわって、抜くところは抜いて、無理なく支出を減らしましょう♡
スマホの契約を見直す
「大手キャリア」と「格安SIM」とでは、毎月の利用代金に2倍、3倍と差があります。
「大手キャリア」を契約されている方は、ぜひ時間に余裕があるときに見直しがおすすめです。

筆者の勤め先では、部長クラスまで「格安SIM」を使っている印象です。。。
いまどき、みんな節約意識がすごい!
また、既に「格安SIM」を使っているという方も、必要以上の契約をしていませんか?
特に、育休前と同じ契約プランの方は要注意です。
育休中はお家で過ごす時間が長いので、家でWi-Fiの契約があれば、スマホで1か月あたり10GB、20GBといった契約は必要ありませんよね。
まずは毎月の使用量を確認し、無駄のない契約プランに変更することをおすすめします。

筆者はイオンモバイルを使用していますが、6GBから2GBに変えて毎月440円くらい安くなりました。
年間では5,280円のマイナス。結構インパクトあります◎
画像出典:イオンモバイルHPより
電気・ガスの契約プランを見直す
毎月1万円以上出ていく光熱費は、見直すことで年間数千円以上の支出減を見込むことができます。

特に育休中はお家時間が長く電気・ガス代がかさみやすいので、これを下げられれば効果テキメンですよね♡
電気・ガスのセット割や、キャンペーン期間中の契約で割引適用等、各社様々なプランがあります。
「住まいは○○県」「インターネット回線/スマホ回線は○○社を使っている」「ガスの使用が多い」等、まずは条件を洗い出してみて、よりお得なプランの乗り換えることをおすすめします。

筆者は電気とガスのセット割を利用しています♡
サブスクを見直す
Amazon Prime等のネット通販サービスやNetfrix等の動画配信サービス、ウォーターサーバー等、様々なサブスクがありますよね。
便利ではあるものの、何でもかんでも取り入れていると、お金もたくさん掛かってしまいます。。。
- 利用頻度は多いか
- 機能がダブっているものはないか
- 家族でシェアすることはできないか
- ないと困るか
といった観点から、利用を見直すことをおすすめします。

筆者は、何かと物入りかつ外出ができない産後2か月間だけ、Amazon Primeを利用していましたが、以降は退会しました。
随時見直すことで、無駄なく便利に利用できると感じます♡
体調不良を予防する
『痛くて我慢できない…』と思ってから病院に行くと、たいていは手遅れ状態。。。
何度か通院が必要となり、お金・時間ともにたくさん掛かってしまいます。
日ごろから体調不良を予防して通院回数を減らし、支出を減少させましょう。

通院のデメリットはお金だけではありませんよね。
赤ちゃん連れの通院、大変すぎます…!
特に育休中に起こりやすいトラブルといえば、授乳を起因とする「胸のトラブル」。

筆者も一人目のときに、突然「母乳拒否」を起こすことが度々あり、2~3回乳腺炎に掛かりました。
そんなこともあり、二人目のときには、産院で相談したところ「搾乳機」をおすすめされました。
搾乳機を利用して乳腺の詰まりを予防したり、乳頭を保護したりすることをおすすめします!
税金の控除を利用する
育休中に使える主な税金の控除としては、「配偶者控除」「医療費控除」が挙げられます。
配偶者控除とは、配偶者の所得金額に応じて、一定の金額の所得控除が受けられる制度。
働いているときは対象外の人でも、育休中は所得が減ることで利用できれば、配偶者(夫)の所得税や住民税を減らすことができます。

筆者も、育休中は配偶者特別控除を利用しました!
医療費控除とは、家族で1年間に支払った医療費が10万円(※)を超える場合に、医療費控除として、所得金額から差し引くことができる制度。
※総所得金額等が200万円未満の人は、総所得金額等の5%の金額
確定申告することで控除を受けることができ、払いすぎていた税金が還付されます。

確定申告はスマホで簡単にできます。
数千円戻ってくることも♡
詳しいことは、国税庁のHPに記載があるので、確認してみてください。
育休中に収入を増やす方法
収入を減らすだけでは、収支としては依然マイナスなままです。
「育休中お金がない」を解決するためには、「お金を増やす」ことが大切です。
メルカリを利用する
一番手頃に始められるのが、メルカリです。
不用品がお金に変わるだけでなく、家の整理整頓にもつながります。
例えばこんなもの、家に余っていませんか?
- 独身時代の不用品(本や脱毛器等)
- 結婚式関連用品(ドレス・BGM用に購入したCD・席次表等の余り)
- 準備したものの使用しなかった育児用品(おむつ用の臭わない袋等)

いずれも筆者が筆者も一人目育休中に販売したものです。これらを販売して、ざっと見ても5万円以上の収入となりました。
販売履歴の一部を公開します!(見えづらいですが。。。)
育休が終わってしまうと時間に余裕がなく難しくなってしまうので、育休中の利用をおすすめします!
ポイ活をする
「ポイ活」というと面倒なイメージですが…
これだけでも、十分ポイ活です。

筆者は年会費無料・ポイント還元率1.0%のオリコカードを使用しています。
たまりやすいです!
もう少し頑張れそうという方であれば、
楽天市場、Q10、Yahoo!ショッピングなども、ポイントサイトを経由するだけでお買い物した金額の1%がポイントとしてたまるんです。

楽天市場でのふるさと納税や、セール中のおむつ購入などで、ざくざくポイントもゲットしています!
『ポイントサイトって何?』という方は、こちらの記事にまとめていますので読んでいただけると嬉しいです♡
まだ頑張れそうという方なら、
こういった高額ポイントがもらえる案件をこなせば、月に10万円以上稼ぐことだってできます。
実際に筆者も、産前休暇に10万円以上を稼ぐことができました。
下記の記事にて実体験レビューも載せていますので、ぜひ読んでいただけると嬉しいです♡


副業をする
近年、注目されている副業。
- クラウドワークスでの案件
- ハンドメイドやクラフトの販売
- せどり
- SNS運用・運用代行
などなど、気軽に始められるもの、在宅でできるものも多数あります。
スキルアップにもつながるので、ぜひお子さんが寝ている時間などに、チャレンジしてみるのはいかがでしょうか。

筆者の勤め先では副業は原則禁止されているのでいずれもチャレンジはできていません。。
勤め先の副業可否にご注意ください。
資産運用をする
働かなくても、今ある資産を運用することでお金を増やすことができます。
筆者もこれまで、下記のような資産運用を行い資産を増やしています。
- 定期預金
- 投資信託(NISA口座を利用)
- 株式
- 社債
とはいっても、「投資」「資産運用」ってなんだかギャンブルのようで、はじめは怖いですよね。

筆者もまさに6年前まで、そうでした。。。
『何から始めていいのかわからない…』『どういう投資を選べばいいのかわからない…』
そんな方におすすめしたいのが、マネイロです。
中立的立場のFP(お金のプロ)に、無料で自宅(オンライン)にて、30分単位でお金の勉強や相談ができるサービスです。

マネイロは、証券会社・保険会社両方と提携しているため、NISAのことや、株式・投資信託・国債・社債・保険等、幅広くアドバイスを受けられるんです。
保険商品のみを取り扱う保険会社のFP相談とは、全然違います◎
こちらの記事で体験レポや実際の口コミ等、詳細を記載していますので、ぜひ読んでいただきると嬉しいです♡
まとめ:育休中お金がないストレスを乗り切る方法
いかがでしたでしょうか。
「育休中にいつもより出ていくお金」「育休中に支出を減らす方法」「育休中に収入を増やす方法」と順に解説をしました。
これらを少しずつでも取り組めば、「育休中にお金がない」と困ることが少しずつ減り、自ずとストレスがなくなっていくと思います。

すべては、子どもとの幸せな育休生活を過ごすためです。
甘いものでエネルギーチャージしながら、ぼちぼちやっていきましょ🌸
本記事が、少しでも読んでくださった方のお役に立てると嬉しいです。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。
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