待望の妊娠発覚。
嬉しい気持ちでいっぱいな反面、妊娠による体調不良で、何かと悩んでしまうという方も少なくないのではないしょうか。
- とにかく体調が悪くて辛い…
- 仕事(フルタイム勤務)と家事・育児との両立が辛い…
- 職場が配慮不足で辛い…
本記事では、こうしたお悩みをもつ方に向けて、2人の子どもの妊娠期間中もフルタイムで勤務した筆者が実体験に基づいて、辛さの原因と、その対処法について解説します。
妊娠中のフルタイム勤務はつらい!原因と対処法
とにかく体が辛い原因
妊娠中は、頭のてっぺんから足の指先まで、とにかく体が辛いですよね。
- 吐き気
- 食欲不振
- 体のだるさ
- 腰痛
などなど、挙げだしたらきりがないほど様々な体調の悩みを抱えている方も多いと思います。
久しぶりに仕事行ったが頭がくるくるして気持ち悪いゲロったわ 立ち仕事だから立ってるのしんどいし 疲れた帰りたいw 妊娠中仕事行ってる人えらすぎる
出典:X(旧Twitter)

吐くのはしんどすぎる…!
職場人少なすぎて妊娠中働くのつらい 立ち仕事だししんどい やめてーなぁ… あと数ヶ月頑張らないと しんどいな
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立ち仕事しんどいですよね。。
筆者は(吐き気はあるものの)吐くことはなかったので、休みを取らずに無理して勤務していました。
無理して出勤する分、帰宅してからは本当にぐったりとしていました。
とにかく体が辛いときの対処法
では、とにかく体が辛い中でどのように仕事をこなすのか、その対処法を紹介します。
まずは上司に妊娠を報告する
体調が悪く周囲の協力をお願いしたい場合、まずは妊娠していることを早めに報告することが必要です。
「職場には安定期に入ってから報告する」という方も多いと思います。
しかし筆者は、妊娠8週頃(まだ心音が確認できていない頃)には、上司に妊娠したことを伝えました。
筆者の場合は、初回健診にて子宮内出血を指摘され、医師から安静にと言われていたこともあり、とにかく体を大事にしたいという思いで、早めの報告をしました。
そんな思いもありましたが、逆にそんな時期だからこそ、早めに報告をし体を大切にできるよう環境作りが必要だと考え、早めに報告をしました。
業務内容や勤務時間を最適化する
妊娠の報告に基づき、業務内容や勤務時間の配慮・調整をお願いしましょう。

診断書はなかったものの、医師に相談したところ『できるだけ控えるべき』と言われていたためです。
上司に加え、仕事を代わってもらうことになる同僚や先輩にも妊娠していることを報告し、協力をお願いしました。


筆者の場合は、この二つだけでも体への負担・不安は大きく改善されました。
仕事(フルタイム勤務)と家事・育児との両立が辛い
仕事と家事・育児との両立で悩む方も多いのではないでしょうか。
特にフルタイム勤務ともなれば、勤務時間が長いため家で休む時間もほとんどとれません。
そのうえ、家事や育児もこなす必要があるとすれば、より一層休めなくなってしまします。
本当に辛いですよね。
5人目妊娠中、フルタイム正社員。 18時に仕事終われば即座に習い事の送り迎えに加え晩ごはんの用意、食べさせる、そしてお風呂に入れ、また習い事のお迎えさらに帰ってきた旦那さんのご飯。 時間に追われる毎日で倒れそう。 仕事もして、家事育児もして、尚且つ腹で子を育ててる。女ハードすぎん?笑
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女ハードすぎる。。
妊娠中の身体を引きずってフルタイムで立ち仕事して家事をするには、1日は短すぎる。仕事終わって帰宅して家事して、しんどいなって少し腰を下ろしたらもう24時間なんておしまい。疲れたわ。並行して出産準備とか無理すぎる。もし第二子ができたら絶対辞めるかパートになると決意。

本当に24時間じゃ足りなさすぎます…!
筆者もまさにその一人で、特に妊娠初期には、無理して出勤して仕事はこなすものの、帰宅すると倒れこんでしまうということが続きました。
思うように家事や上の子の世話ができず、子どもへの罪悪感や自己嫌悪の気持ちに悩まされました。
仕事(フルタイム勤務)と家事・育児との両立が辛いときの対処方法
家事・育児の負担を少なくする対処方法をご紹介していきます。
家族に協力を依頼する
まずは、家族に協力をお願いしましょう。
筆者の場合は、親は遠方住まいのため、夫にしか頼ることができませんでした。
しかしその頼みの綱の夫も、家事の腕前が低く頼むと逆に疲れてしまいそうであったため、子どもの保育園の送迎のみお願いしました。

正解はありません。あなたが最も楽になる、協力の依頼をしましょう!
これまで元気にたくさん遊んでくれたママが、突然遊んでくれなくなったら…
きっと、お子さんも戸惑っていることと思います。
上のお子さんにも妊娠していることを理解してもらい、ママの変化を徐々に受け入れてもらうことで、ママの負担も軽くなります。

筆者も4歳の上の子から、「ママは赤ちゃんいるから僕のことは抱っこしなくていいよ」と優しい声かけをもらい、元気をもらっていました。
筆者は絵本を読んで、「ママのお腹の中に赤ちゃんがいるんだよ」「お兄ちゃんになるんだよ」ということの理解を促しました。
絵本『おへそのあな』は、妊娠中のお母さんと、その家族が赤ちゃんが産まれてくるのを楽しみに待っているおはなしです。
赤ちゃんの性別も特定されていないので妊娠初期から長く使えますし、お姉ちゃん・お兄ちゃんどちらも登場するので、お子さんが登場人物に感情移入しやすいので、何度も何度も親子で読み、楽しみました。
完璧主義は捨て、家事負担を減らす
毎日の家事といえば、料理・洗濯・掃除がありますよね。
夕食のおかずはもともと2~3品作っていましたが、妊娠してからは無理せず1品とする日を増やしました。
- 中華丼
- ミートスパゲッティ
- グラタン
- カレーライス
- 鍋物
など、一品でお肉も野菜も多くとれるものを作るようにしていました。
料理自体がもう無理!という日には、既製品にも頼っていました。
特に冷凍惣菜は、ストックしておけばいざというときいつでも使えるので、重宝しました。
手作りおかずなので、スーパーのお総菜に比べ味付けも健康的で、子どもにも安心して食べさせることができました。
自炊できていないことで、葉酸や鉄分など妊娠中に必要とされる栄養素の不足が不安であったため、サプリにも頼るようにしていました。

つわり中でも食べやすいアサイー味のグミで、1ヶ月分が1000円未満。
とにかく美味しくて、すごく買って良かったです♡

清潔ささえ保つことができれば上出来、という精神で過ごしていました

職場が配慮不足で辛い
職場の配慮不足で辛いという方も案外多いのではないでしょうか。
職場で配慮がないから仕方なく自ら妊娠中なのでとお願いに行ったら「他にも口には出してないが病気の方もいてそれぞれの事情もあるから。」とのこと… はっっっっっっ?!の気持ちの収めどころなく、不良会社員が誕生
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救いようがない…!
職場でよく「(妊娠中だし)無理しないでください」って言われる様になったけど、配慮なんて何もない 結局自分でハッキリ「できる事・できない事」を伝えないと周りもわからない。 かと言ってそれを伝えると真っ先に上司に負担がいく事がわかってる。毎日私の後ろで愚痴ってるし言い出しにくい。
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口では配慮しますって言ってくれるんだけどね…
他にはこのような意見も。
- 妊娠中にはきつい業務(立ち仕事、夜勤など)を強要される
- 妊娠していることを勝手に周囲に広められる
- 体調不良で休むと嫌味を言われる
筆者の場合、一人目妊娠時は本当に環境に恵まれ、こちらが望む以上に気遣いをしていただいていました。本当に感謝…!
一方で、二人目妊娠時はほぼ無配慮といっても過言ではない状況で、このままでは仕事を続けることができないとさえ感じました。
職場が配慮不足で辛いときの対処方法
職場からより配慮が受けられる方法を紹介します。
配慮してほしいことを主張する
周囲から気付いて配慮してくれればありがたいものの、期待できないことも少なくありません。
配慮されるのを待つのではなく、自ら「妊娠による体への影響」や「できること・できないこと」を周囲に伝え、理解・協力をお願いしましょう。

筆者も二人目妊娠時は、「医師にも相談したが、足場が悪い場所での立ち仕事は難しいので担当を外して(変わって)もらいたい」と周囲に自らお願いしました。
そんなときには、次のステップです。
人事や総務に相談をする
妊娠中の労働者は、法的にも守られる立場にあります。
- 妊娠中の通勤緩和(時差通勤、勤務時間の短縮等の措置)
- 妊娠中の休憩に関する措置(休憩時間の延長、休憩回数の増加等の措置)
- 妊娠中又は出産後の症状等に対応する措置(作業の制限、休業等の措置)
- (妊産婦が請求した場合には)時間外労働・深夜業をさせることはできない
- 妊産婦等を妊娠、出産等に有害な業務に就かせることはできない
- (妊産婦が請求した場合には)他の軽易な業務へ転換させなければならない
仮に一緒に仕事をする同僚や上司の理解や協力が不足していたとしても、こうした妊婦の権利を認識している人たちは、人事や総務といった部署を中心に、社内に必ずいます。
人事や総務等に相談し、外側から順々に理解・協力を得ていきましょう。
「横柄な態度」ととられないようにだけ注意しつつ、自身をもって権利を行使しましょう。
まとめ:辛いときは無理せず休んで!
いかがでしたでしょうか。
妊婦としての生活のみならず、仕事に家事に育児にとこなさなければならないことが多く、本当に大変な妊娠中のワーママ。
家族やキャリアのため、フルタイム勤務の仕事を休むわけにはいかない!と考える方も多いと思います。

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本記事が、読んでくださった方のお役に少しでもたてると嬉しいです。
最後まで読んでくださり本当にありがとうございました!
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